スイスに住んで20年以上。
それでも何度行っても「やっぱりいいなぁ」って思う場所があって。
そのひとつが、サンモリッツです。
湖がキラキラしてて、ぐるっとアルプスに囲まれてて、
ちょっとずるいくらい景色がいいんですよね。
で、このサンモリッツ。
実はどこに泊まるかで満足度がかなり変わる場所でもあります。

朝カーテン開けたときの景色、とっても大事🐾
いつもホテル泊というわけではないのですが、
その代わりにホテルのレストランやバー、テラスにはよく行っていて。
「ここ景色いいな〜」とか
「この立地、かなり当たりじゃない?」とか、
ついチェックしちゃうんですよね。
そうやって見てきて思うのが、
同じサンモリッツでも、“当たりホテル”と“ちょっと惜しいホテル”は普通にあるということ。
この記事では、そんな実体験ベースで
✔ 本当に景色がいいホテル
✔ 価格とのバランスがいいところ
✔ 静かに楽しめるちょっと穴場
を、わかりやすくまとめました。
せっかく行くなら、
「この景色のために来たんだぁ」って思える滞在にしたいですよね。
そんな一軒、いっしょに見つけていきましょう✨

せっかくなら“うわぁ…”ってなる景色、見たいよね🐾
サンモリッツで絶景ホテルを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

サンモリッツでホテルを探していると、
どこも良さそうに見えて、逆に選べなくなりませんか?
写真もきれいだし、「ここも良さそう、あっちも良さそう…」ってなりがち。
でも実はこのエリア、ちょっとした違いで満足度がかなり変わる場所なんです。
20年以上サンモリッツを訪れ続け、いろんなホテルのテラスやレストランから景色を見てきて思うのは、“絶景”って一言でまとめるには、けっこう差があるということ。
ここを知らずに選ぶと、
「悪くはないけど、思ってたのと違う…」ってなりやすい。
なのでまずは、ホテル選びの前に知っておきたいポイントを3つ整理しておきます。
①「絶景」の種類は3つある(湖・山・パノラマ)
サンモリッツの”絶景ホテル”ってよく聞きますが、実はざっくり3タイプに分かれます。どれが好みかを先に決めておくと、ホテル選びが一気にラクになります。
■ レイクビュー(湖ビュー)

サンモリッツ湖を正面に見るタイプ。水面がキラキラしてとにかく華やかで、朝・昼・夜と時間帯によって表情が変わります。「サンモリッツっぽさ」をいちばん感じやすいのがこのタイプで、初めて来る人はまずここを選ぶことが多い気がします。
■ マウンテンビュー(山ビュー)

アルプスの山側を向いた景色。静かで落ち着いた雰囲気があり、自然の中にいる感じが強くなります。季節によって印象がかなり変わるのも特徴で、特に冬の雪景色は別格です。派手さよりも「しみる景色」という感じ。
■ パノラマビュー(湖+山)

少し高台にあるホテルに多いタイプで、湖も山も一気に見渡せます。開放感がすごくて、「これぞ絶景」という満足感が高い。欲張りなようですが、やっぱり両方見えると気持ちが上がりますよね。
② 同じホテルでも部屋によって景色は全然違う
これ、意外と見落としがちなんですがかなり大事です。
**同じホテルでも、部屋の向きによって景色は全然違います。**たとえば湖側の部屋なら完全なレイクビューですが、反対側だと街ビューや山の一部だけになることも。低層階だと木や建物で視界が遮られてしまうケースもあります。
実際、「このホテル景色いいって聞いたのに…」となるパターンの多くがこれです。
なので予約するときは、「Lake View」「Lake Side」と明記されているかをまず確認してください。写真だけで判断せずに部屋タイプをしっかり見て、できれば高めの階を選ぶと安心です。同じホテルでもレイクビューの部屋は人気が高く、時期によっては早めに埋まることもあるので、気に入った部屋タイプを見つけたら早めに押さえておくのがおすすめです。

部屋の向きはめちゃくちゃ重要。朝カーテン開けたときの景色、旅の気分が変わるよ🐾
③ 予算によって、景色の「選びやすさ」が変わる
少し現実的な話ですが、ここも大事です。
サンモリッツは全体的にホテル価格が高めなので、どうしても予算とのバランスを考えることになります。ただ、高いホテルが必ずしも「自分に合った絶景」とは限りません。
**高級ホテル(1泊10万円〜)**は、立地がかなり良く、部屋から見える景色がほぼ”完成されています”。何も考えなくてもいい景色に出会える安心感がある一方で、それなりの予算が必要です。
**中価格帯(3〜8万円前後)**は、景色の良いホテルもちゃんとあります。ただし、部屋選びを間違えると「ちょっと惜しい」になりやすいのも事実。逆に言うと、選び方さえ押さえれば、高級ホテルに近い満足度を得られるのがこのゾーンです。
つまり、「高い=絶対正解」ではないし、「安い=景色が悪い」でもない。自分の予算の中で、どう選ぶかが大事ということです。
この後の記事では、高級・中価格・穴場のバランスで7軒を紹介していきます。どの予算帯であっても「サンモリッツ来てよかった」と思える景色に出会えるよう、それぞれのホテルの”景色の特徴”を中心にまとめました。
サンモリッツの絶景ホテルおすすめ7選【予算別】
ここからは、実際に私がテラスやレストランで景色を見てきた中で、「ここは紹介したい」と思える7軒を予算別に紹介します。
高級ホテル2軒、中価格帯3軒、そして穴場2軒。それぞれ景色の”タイプ”が違うので、自分が見たい景色と照らし合わせながら読んでみてください。
① 【高級】Badrutt’s Palace Hotel

サンモリッツのホテルと聞いて、まず名前が挙がるのがこのホテルだと思います。
正直ここは「泊まる場所」というより、サンモリッツという場所そのものを体験するためのホテルという感じです。
初めてテラスから湖を見下ろしたとき、ちょっと言葉が出なくて。
ああ、これがよく写真で見るサンモリッツなんだな…と、素直に思いました。
立地と景色の特徴

最大の特徴は、サンモリッツ湖を見下ろす高台のポジション。視界を遮るものがほぼなく、朝は澄んだ青、昼は華やか、夕方はオレンジが混ざる色合いと、時間帯で表情がガラッと変わります。
客室はクラシックな雰囲気で、レイクビューの部屋は窓が大きく、ベッドに座ったまま湖が見えるほど。テラスは宿泊していなくても利用できることが多く、私もサンモリッツに来るとよくここでお茶をしています。

ここのテラスで日向ぼっこするの大好き🐾
どんな人におすすめ?
- ハネムーン・記念日旅行
- 初めてのサンモリッツで絶対失敗したくない人
- 「一生に一度の景色」を体験したい人
価格帯の目安(2名1室・レイクビュールーム基準):
CHF 1000~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって大きく変動します。記念日や特別な旅行を考えているなら、早めに空室を確認しておくのがおすすめです。
スパ施設や客室タイプの違いをもっと詳しく知りたい方はこちら↓
【高級】Kulm Hotel St. Moritz

サンモリッツのホテルの中でも、”落ち着いた品の良さ”を感じるのがこのホテルです。派手さで言えばBadrutt’s Palace Hotelの方が印象的かもしれませんが、Kulmはその逆で、静かに景色を楽しむためのホテルという雰囲気があります。
個人的には、サンモリッツで少しゆっくり過ごしたいときは、こちらの空気感の方が合うな…と感じることもあります。
立地と景色の特徴

魅力は、湖を見下ろす高台にありながらも”余白のある景色”が楽しめるところ。Badrutt’sのように正面から圧倒する景色というよりは、少し引いた場所からじっくり眺める絶景という印象です。
客室はクラシックとモダンのバランスがよく、特にレイクビューの部屋は窓のフレームが額縁のように景色を切り取ってくれます。スパやプールも充実していて、観光よりホテル時間を楽しみたい人にはかなり相性がいいと思います。

なんかここ、時間ゆっくり流れてる気がするんだよね~🐾
どんな人におすすめ?
- 落ち着いた雰囲気で過ごしたい人
- ゆっくり景色を眺める時間を大事にしたい人
- 派手さよりも”余白のある贅沢”が好きな人
価格帯の目安(2名1室・レイクビュールーム基準):
CHF 800~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって変動しますが、Kulmは人気が安定しているぶん、良い部屋から埋まりやすいです。ゆっくりした滞在を考えているなら、日程が決まり次第チェックしておくと安心です。
ハネムーンや特別な旅行で考えている方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
【中価格】Hotel Waldhaus am See

サンモリッツの中価格帯ホテルの中で、「景色目的ならまず候補に入る」と言っていいホテルです。高級ホテルのような圧倒的なラグジュアリーさではないですが、その代わりに湖との距離の近さではかなり強いポジションにあります。個人的には一番のおすすめかも。
立地と景色の特徴
最大の特徴は、サンモリッツ湖のすぐそばという立地です。湖を”見る”というより”そばにいる”感覚に近く、Badrutt’sのような「上から見下ろす華やかな絶景」とは違って、もっと日常に近い距離で静かに湖を感じられます。
特に朝や夕方は、光の入り方で湖の表情が変わり、派手さはないのにずっと見ていられる静かな美しさがあります。

客室・レストランの魅力
客室はシンプルで機能的ですが、レイクビューの部屋は窓が大きく開放感があります。ベッドに座ったままでも水面が見えることがあり、”ホテルに泊まる”というより”湖と一緒に過ごす”感覚になります。
レストランも湖を見ながら食事ができる空間で、宿泊者以外でも利用できることがあります。私自身もサンモリッツに来ると、宿泊しなくてもここで一度は立ち寄ることが多いです。

湖がすぐ近くにあってワクワク🐾
どんな人におすすめ?
- 高級すぎなくてもいいけど絶景は欲しい人
- サンモリッツ湖をしっかり感じたい人
- コスパと景色のバランスを取りたい人
価格帯の目安(2名1室・レイクビュールーム基準):
CHF 400~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって変動します。湖側の部屋は特に人気が高く、早めに埋まることも多いので、気になる日程はまず空室だけでも確認しておくのがおすすめです。
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【中価格】Berghotel Randolins St. Moritz

これまで紹介してきた”湖ビュー系ホテル”とは少し違い、山側からエンガディン全体を見渡すパノラマタイプの絶景ホテルです。中心地のホテルと比べると距離はありますが、その分「静けさ」と「広がりのある景色」がしっかり感じられる場所です。
立地と景色の特徴
サンモリッツの街や湖を少し離れた高台から見渡せるのが最大の魅力です。湖ビューというより”谷と山のパノラマ景観”で、天気の良い日はエンガディンの谷が一望でき、サンモリッツという街全体が小さく見えるような感覚になります。
客室はシンプルでナチュラルな雰囲気。木の温もりを感じる内装で、スパやサウナも評価が高く、観光よりも”滞在そのもの”を楽しむ設計になっています。

“景色を見る”というより”景色の中にいる”って感じ🐾
どんな人におすすめ?
- サンモリッツの喧騒から少し離れたい人
- 湖ビューよりも山の広がりを見たい人
- 静かな環境でリラックスしたい人
価格帯の目安(2名1室・マウンテンビュールーム基準):
CHF 250~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって変動します。中心地より静かな分、穴場的な価格になることもあります。気になる方はまず空室状況をチェックしてみてください。
【穴場】Hotel Chesa Randolina(Silsersee・湖絶景の本命)

サンモリッツの少し先まで足を延ばすと、Silsersee(シルス湖)という湖があります。あの一帯の静けさは、サンモリッツとはまた違う種類の特別さがあって、私もこのエリアを訪れるたびに「もう少しゆっくりしたいな」と感じる場所のひとつです。
Hotel Chesa Randolinaは、そのシルス湖のすぐそばに建つホテル。実はまだ宿泊はしたことがないのですが、湖畔を歩いているとこのホテルの前を通りかかることがあって、湖と一体になったような佇まいがずっと気になっていました。
立地と景色の特徴
このエリアの魅力は、なんといっても人の少なさと水面の静けさです。サンモリッツ湖のような観光的な華やかさとは違って、湖そのものの静けさを味わう景色という感じ。風が止まると水面が鏡のようになる瞬間があって、何も起きていないのに見入ってしまう時間があり、私のお気に入りの湖です。
ホテルはこの湖にかなり近い場所に建っているので、テラスやダイニングからも同じような景色が望めるはずです(この点は、実際に泊まってから改めて書き足したいと思っています)。

僕はこっちの湖の方が好きなんだよねぇ🐾
客室・宿泊について
客室についてはまだ実体験がないため、公式サイトや口コミを参考にした情報になりますが、アルプスらしい木の温もりのある内装で、部屋によっては湖や山が見えるようです。バルコニー付きの部屋もあるとのこと。

アクセス
サンモリッツ中心部からは車で約10分、バスでも30分弱という距離なので、実は「遠い」というほどではありません。日中はバスも頻発しているので、車がなくても訪れやすいエリアです。
ただ、サンモリッツの賑やかさとは空気が一変するので、距離以上に「別世界に来た」という感覚があります。日帰りで湖畔を散策するだけでも十分価値がありますが、宿泊するとこの静けさを朝・夜まで味わえるのが大きな違いだと思います。
どんな人におすすめ?
- サンモリッツより静かな湖を見たい人
- 人混みを避けてゆっくりしたい人
- “絶景を消費する”より”浸る”旅が好きな人
価格帯の目安(2名1室・マウンテンビュールーム基準):
CHF 250~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって変動します。シルス湖エリアはホテルの数が少ないぶん、良い部屋は早めに埋まりがちです。静かな滞在を考えているなら、早めの確認をおすすめします。
【穴場】Romantik Hotel Muottas Muragl

標高2,456mの展望台、Muottas Muraglには、フニクラで何度か日帰りで上ったことがあります。エンガディンの谷を見渡すあの景色は、何度見ても圧倒されます。
実はこの展望台、山の上にホテルとして宿泊もできることをご存知でしょうか。日帰りで訪れるたびに「ここに泊まったら、夜や朝はどんな景色になるんだろう」とずっと思っていたのですが、まだ実現できていません。次回訪れる際の宿泊先候補にしているホテルです。
立地と景色の特徴

エンガディン地方を一望できる高台で、サンモリッツ湖・シルバプラーナ湖・街並みまですべて見える、視界を遮るものがほぼないパノラマです。「景色を眺める」というより、景色の上に立っている感覚に近いです。
アクセスはケーブルカー(フニクラ)。日帰りでも十分に絶景は楽しめますが、夕方〜夜にかけては湖・山・街の灯りが一体になって、また違う表情を見せてくれるはずです(ここは宿泊しないと見られない景色なので、次回の楽しみにしています)。

ここはね、登るだけでも特別!次は泊まってみたいね🐾
客室・宿泊について
客室についてはまだ宿泊経験がないため詳しくは書けませんが、シンプルで落ち着いた山岳ホテルらしい内装で、窓からそのままパノラマが広がる設計のようです。レストランは宿泊しなくても訪れることが出来るので、夕暮れ時は特に人気と聞きます。
アクセス
このホテル、アクセス方法が少し特殊です。
サンモリッツ中心部からPunt Muragl駅まで電車かバスで向かい、そこからフニクラ(登山電車)に乗り換えて約10分。フニクラの麓には駐車場もあるので、車で行く場合もここに停めることになります。
ここで一点、訪問前に必ず確認してほしいことがあります。このフニクラは夏季中心の季節運行で、例年10月下旬頃には運休してしまいます。冬や晩秋に計画している場合は、事前に運行状況をチェックしておくと安心です。
夜は便数が大きく減るので、ディナーだけ楽しみたい場合は時刻表の確認をおすすめします。逆に言うと、簡単に行けない場所だからこそ、その分特別な体験になる場所だと思います。
どんな人におすすめ?
- とにかく絶景を最優先したい人
- 普通のホテルでは物足りない人
- 記憶に残る体験をしたい人
価格帯の目安(2名1室・マウンテンビュールーム基準):
CHF 400~/泊
※為替レート、季節により変動します
料金は時期によって変動します。部屋数が多くないホテルなので、人気シーズンは特に早めに埋まります。「ここに泊まりたい」と思ったら、早めに確認しておくのが正解です。
目的別|あなたに合うサンモリッツの絶景ホテルはこれ
ここまで6軒を紹介してきましたが、「結局どこが自分に合うの?」という方のために、目的別に整理しました。
目的別早見表
| 目的 | おすすめホテル | 特徴 |
|---|---|---|
| 初めて・王道で失敗したくない | Badrutt’s Palace Hotel | 湖を見下ろす華やかな絶景 |
| 落ち着いた大人の滞在がしたい | Kulm Hotel St. Moritz | 静かに浸る高台ビュー |
| コスパよく湖を近くに感じたい | Hotel Waldhaus am See | 湖のすぐそば・現実的な価格 |
| 静かな山のパノラマがいい | Berghotel Randolins St. Moritz | 谷と山を見渡す静けさ |
| 人混みを避けてゆっくりしたい | Hotel Chesa Randolina | シルス湖畔の静寂 |
| とにかく絶景重視・特別な体験を | Romantik Hotel Muottas Muragl | 標高2,456mのパノラマ |
この表は「自分が何を優先したいか」から逆算できるようにしています。価格だけで選ぶと景色のタイプが合わないことがあるので、まずは目的の列から探してみてください。
迷ったら、シンプルにこう考えるのがおすすめです。「失敗したくない」なら上の2つ、「予算と景色のバランス」なら真ん中の2つ、「人とは違う体験をしたい」なら下の2つ。
サンモリッツのホテル選びでよくある失敗

サンモリッツって、写真で見るとどこも素敵で、「どのホテルでも外さなそう」と思いがちなんですよね。私も最初はそう思っていました。
でも実際は、ちょっとした選び方の違いで満足度が大きく変わる場所だと思います。同じサンモリッツでも、「最高だった…!」となるか、「なんか惜しかったな…」になるかは、ホテルの選び方次第な気がします。
ここでは、実際によくある失敗を、少しリアル寄りでまとめてみました。
湖が見えない部屋を予約してしまう
いちばん多いのがこれです。
「レイクビューのホテルに泊まるから大丈夫」と思って予約したのに、実際にチェックインしてみたら、窓の外は山側だったり、建物ビューだったり…。これ、サンモリッツでは本当に普通に起こります。
というのも、同じホテルの中でも部屋の向きがはっきり分かれていて、レイクビュー・マウンテンビュー・シティビューなど、景色がかなり違うんですよね。しかも価格も変わるので、安いプランを選ぶと自然と景色が見えない部屋になることも多いです。
体感としては、レイクビューにするだけで1泊1〜3万円くらい上がることもあるかなという印象です。でもサンモリッツって、やっぱり「景色を楽しみに行く場所」だと思うので、ここを妥協するのはちょっともったいない気がします。
予約するときは、「Lake View」や「Lake Side」と明記されているかをしっかり確認するのがおすすめです。ここを見落とさなければ、大きな失敗は防げると思います。

せっかく来たのに湖見えないと、ちょっとしょんぼり🐾
立地の便利さと、景色の良さは別物だと知っておく
アクセスの良さを優先して中心部のホテルを選ぶと、「思っていたほど景色が良くなかった」というパターンもけっこうあります。
サンモリッツの中心エリアは便利ではあるんですが、建物や道路が多く、視界が開けにくい場所でもあります。もちろん、移動が多い旅なら中心部は楽です。ただ、「絶景を楽しみたい」がメインなら、少しだけ立地の優先順位を下げてもいいのかなと思います。
例えば、Kulm Hotel St. Moritzのように高台にあるホテルは湖と街を見下ろすような景色になりますし、Hotel Waldhaus am Seeのように湖のすぐそばにあるホテルだと水面との距離が近くてまた違った魅力があります。Berghotel Randolinsまで足を延ばせば、今度は山側のパノラマという全く別の景色に出会えます。
同じサンモリッツでも、「どこから見るか」で景色の印象が本当に変わるので、このあたりは少しだけ意識して選ぶと満足度が上がると思います。
季節によって景色の印象がまったく違う

もうひとつ見落とされがちなのが、季節による違いです。
サンモリッツは、時期によって景色がかなり変わります。同じ場所とは思えないくらい印象が違うこともあるので、イメージとのズレが起きやすいポイントだと思います。
夏は青い湖と緑の山のコントラストがきれいで、いわゆる「スイスらしい景色」を楽しめる季節です。一方で冬は湖が凍って一面真っ白になり、まったく違う世界になります。これはこれで特別感があって、凍った湖の上を歩けるのも楽しいんですが、いわゆる”青い湖ビュー”ではなくなります。
実際によくあるのが、「あの青い湖を見たくて行ったのに、冬で凍っていた」というケースや、その逆もあります。春先は雪解けの影響で少し中途半端な景色になることもあるので、時期選びは意外と重要です。
どの季節にも良さはあると思うんですが、満足度を上げるなら「何を見たいか」を先に決めておくのがいちばんシンプルです。青い湖なら夏、雪景色なら冬、静かな雰囲気なら秋、といった感じで考えるとズレが少ないと思います。

冬の湖の上のお散歩楽しいよ~🐾
レイクビューをきちんと選ぶこと、立地の高さや湖との距離を意識すること、そして季節による違いを知っておくこと。この3つを押さえておけば、「思ってたのと違う…」はかなり防げるはずです。
まとめ

サンモリッツの絶景ホテルって、結局のところ「どこが一番いいか」よりも、「自分がどんな景色の中で、どんな時間を過ごしたいか」で選ぶのが正解だと思います。
王道で外したくないのか、コスパよく楽しみたいのか、静かに浸りたいのか、とにかく記憶に残したいのか。今回紹介した6軒は、それぞれ全く違うタイプの景色を持っています。どれも”間違い”ではなくて、合う・合わないがあるだけです。
最初にも書きましたが、私はもう20年以上スイスに住んでいて、それでもサンモリッツに行くたびに「やっぱりいいなぁ」と思います。きっとそれは、湖や山が特別だからというより、その時その時で選んだホテルから見える景色が、毎回少しずつ違うからなんだと思います。
レイクビューをきちんと選ぶこと、立地の高さや湖との距離を意識すること、季節による違いを知っておくこと。この3つさえ押さえておけば、「思ってたのと違う…」はかなり防げるはずです。
せっかくのサンモリッツ、景色で後悔するのはもったいないので、ここだけはちょっとだけ慎重に選んでみてくださいね。気になったホテルがあれば、上の早見表からもう一度チェックしてみて下さい。

次はどの景色見に行こうか、また一緒に考えようね🐾
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