【インドネシア一人旅まとめ】ラブアンバジョ・ギリ島・バリ島を巡って分かったこと|島ごとの違いと旅のヒント

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インドネシアの島々を、ひとりで巡った今回の旅。
フローレス島のラブアンバジョからロンボク島、ギリ島、そしてバリ島へ――
振り返ってみると、いちばん強く心に残っているのは、島と島をつないだ4日間の船旅でした。

海の上で迎えた朝、何もないからこそ生まれた人との会話や、ただ波を眺めるだけの贅沢な時間。
あの船旅があったからこそ、その先に待っていた島の景色が、より鮮やかに感じられた気がします。

この旅では、コモド諸島への玄関口ラブアンバジョ、
広くてまだ余白のあるロンボク島、
「何もしない」が許されるギリ島、
そして便利さと情報量の多さを持つバリ島と、
それぞれまったく違う表情の島を歩きました。

この記事では、日記として書いてきた旅の記録をベースに、
実際に行ってみて分かった島ごとの違いや、
一人旅だからこそ感じたこと、
「これは持って行ってよかった」と思えたものを、まとめとして残しています。

船旅の詳しい話やツアー情報については、別の記事で改めて書く予定ですが、
まずはこの旅全体を振り返りながら、
これからインドネシアを旅する人のヒントになれば嬉しいです。

旅の終着点、バリ島・クタへ

ギリ島からバリ島へ戻る日

朝、目が覚めると「今日でギリTも終わりか」と、少しだけ胸がきゅっとしました。
数日間、泳いで、食べて、夕日を見て、また泳ぐ。
そんな生活がすっかり当たり前になっていたので、荷物をまとめながらも実感が湧きません。

自転車をホテルに返して、歩いて船着き場へ。
この道を通るのも最後だと思うと、何でもない景色まで名残惜しく見えてきます。

スピードボートについての詳しい話は前の記事で書いたので、ここでは割愛しますが、
一言で言うと 「思ったより寒い」「時間はそこそこ」 です。

外は南国の太陽なのに、船内はしっかり冷房が効いていて、じっと座っていると体が冷えてきます。酔い止めと薄手の羽織りは必須です。

「船は短時間だから大丈夫でしょ」と思いがちですが、
冷えと揺れが重なると、体力を地味に持っていかれます。
移動日に余計な消耗をしないためにも、この2つはあると安心だと思います。


久しぶりの“街”、バリ・クタの第一印象

バリ島に近づくにつれて、景色が一気に“街”に変わっていきます。
港を出るとすぐに渋滞。クラクションの音、人の多さ、車の列。

「あぁ、街に戻ってきたな」

ギリ島の静けさに慣れていた分、この落差はなかなか大きい。
島暮らしが、急に恋しくなります。

久しぶりの街は、人も多くて、情報量も多くて、少し疲れる。
でも同時に、「あぁ、旅も終盤に入ったんだな」と感じさせてくれる場所でもありました。

ギリ島の余韻を引きずりながら、
このあとバリで過ごす短い時間が始まります。

バリ・クタは“通過点”としてちょうどよかった

今回クタでやったこと、やらなかったこと

バリ・クタに滞在した一番の理由は、とてもシンプルです。
次の日の朝、飛行機に乗るため。
そしてできるだけ移動のストレスを減らしたくて、空港まで歩いて行ける距離の宿を選びました。

島をいくつも移動してきた旅の終盤。
最後くらいは、「渋滞に巻き込まれるかも」「タクシーが捕まらなかったらどうしよう」といった不安を持たずに過ごしたかった、というのも正直なところです。

そんな理由もあって、クタでの過ごし方はかなりシンプルでした。

まずはお土産探し。
これまでの旅では荷物を増やしたくなくて、ほとんど何も買っていなかったので、最後にまとめて購入することに。
クタには大きなお土産屋さんや専門店が集まっていて、コーヒーやチョコレート、バティックなど、定番のお土産は一通り揃います。
「ここに来れば一気に済む」という安心感は、旅の終盤にはありがたかったです。

あとは、街を歩きながら建築や雰囲気を眺めること。
ロンボク島やギリ島とは違い、バリはヒンドゥー教の影響が色濃く、街のあちこちに祠や装飾的な建物があります。
港からクタに向かう途中でも、ヒンドゥーの祭壇や独特の門が目に入り、「ああ、バリだな」と実感しました。

このおサルさんタバコ吸ってる…(笑)

一方で、いわゆる“バリ観光”はほとんどしていません。
有名な寺院を巡ったり、ビーチでのんびりしたり、スパをはしごしたり。
そういう過ごし方は、今回は選びませんでした。

今回、バリ・クタは「滞在を楽しむ場所」というより、
次の移動に備えるための場所として、ちょうどよかったから。


バリでは“空港に近い静かな宿”を選んだ

バリでは、いわゆる観光をするつもりはありませんでした。
次の日の朝に飛行機に乗る予定だったので、
とにかく「空港に近いこと」を最優先にして宿を選びました。

結果的に泊まったのは、Dara House。
空港から歩ける距離にある、こぢんまりとした宿。
いわゆる大型ホテルではなく、平屋がいくつか並んだタイプで、
中庭にはバリらしいヒンドゥー建築の装飾があって、
港からの移動でざわざわしていた気持ちが、少し落ち着きました。

クタというエリア自体は人も多く、車も多くて、
正直「長く滞在したい街」ではなかったけれど、
“移動日のための場所”としてはちょうどよかったと思います。

・空港までの距離が近い
・深夜や早朝の移動でも気を使わなくていい
・観光地価格すぎない

旅の終盤、体力も気力も落ちてくるタイミングでは、
こういう「余計な判断をしなくていい宿」が本当にありがたい。

移動前日にこのホテルはかなりお勧めです。気になる人はチェックしてみて下さい。

ラブアンバジョ・ロンボク島・ギリT|島をつないで見えてきた違い

今回の旅で、私が実際に時間を過ごしたのは
フローレス島のラブアンバジョ、ロンボク島、そしてギリ・トラワンガン(ギリT)

この3つの場所は、地図で見るとそれほど離れていないのに、
旅のテンポも、空気感も、過ごし方も、まったく違いました。

それをつないでいたのが、飛行機ではなくだったことも、
この旅を特別なものにしてくれた気がします。


ラブアンバジョ|「海から始まる旅」の入口

ラブアンバジョは、フローレス島西端にある小さな港町。
コモド諸島への旅を考えたとき、ほとんどの人がまず降り立つ場所です。
私にとってもここは、「観光地」というより海の旅が始まるための玄関口という印象が強い街でした。

滞在中に行った観光は、正直に言えばほんの少し。どちらかというとこれからの旅のための情報収集や準備に時間を使いました。
ラブアンバジョでは「何かを詰め込む」よりも、「整える時間」を過ごしていた気がします。

この街が特別なのは、やはりダイビングパラダイスとしての顔。
街中にはダイビングショップがずらりと並び、
1日体験ダイブから本格的なダイブクルーズまで、選択肢は本当に豊富です。
透明度の高い海、マンタ、サメ、色とりどりの魚たち。
世界中からダイバーが集まる理由は、歩いているだけでも伝わってきました。

ただ、私は今回は潜らず。
その代わりに選んだのが、ラブアンバジョからロンボク島へ向かう4日間の船旅でした。
港を眺めながら、「いよいよここから海に出るんだな」と実感したあの感じは、
旅の中でもかなり印象に残っています。

ラブアンバジョは、
長く滞在して楽しむ街というより、
次の旅へ進むための“助走”をする場所

情報が集まり、人が集まり、船が集まる。
だからこそ、ここに立つと自然と気持ちが旅モードに切り替わる。
そんな「海から始まる旅の入口」として、ラブアンバジョはとてもいい街でした。


ロンボク島|広くて、移動することで見えてくる島

ロンボク島は、とにかく広い。

クタ周辺に滞在しましたが、
正直に言って、見たのはほんの一部です。

ビーチは点在していて、
スクーターで走って、走って、やっと辿り着く。
観光地っぽい場所のすぐ裏に、牛やヤギが普通に歩いている。

ラブアンバジョが「海へ出る場所」だとしたら、
ロンボク島は移動しながら探す島

雨季だったこともあり、
今回は「ここが一番好き!」と言えるビーチには出会えなかったけれど、
観光地として完成しきっていない感じ、
まだ余白が残っている感じは、とても印象に残っています。


ギリ・トラワンガン|何もしなくていい島

ギリTは、
それまでの旅とはまったく違うリズムでした。

島は小さく、
車はなく、移動は自転車だけ。

泳いで、
本を読んで、
また泳いで、
夕日を見て終わる一日。

何かを「しなきゃいけない」感じが、どこにもない。

「パーティーアイランド」というイメージだけで判断していたら、
きっと来なかったと思いますが、
実際は、一人旅との相性がとてもいい島でした。

人と距離を取りたければ取れるし、
話したくなれば自然と会話が生まれる。
このバランスが、私にはちょうどよかったです。


島をつないだ“船旅”が、旅の印象を決めていた

今回の旅を振り返ってみると、
行った島そのもの以上に、島と島をどう移動したかが、旅全体の印象を大きく左右していたように思います。

ラブアンバジョからロンボク島までは、4日間のツアー船。
毎日海を渡り、島に寄り、知らない人たちと同じ船で時間を過ごす旅でした。
一方、ロンボク島からギリ島へは短距離のボート。
そしてギリ島からバリ島へはスピードボート。

同じ「船移動」でも、

  • 日数
  • 船の大きさ
  • 揺れ方
  • 乗っている人の雰囲気
  • 旅としての密度

は、まったく別物。

✔ ツアー船
✔ 公共ボート
✔ スピードボート
✔ 島ホッピング向けの船

実際にいくつか乗ってみて、「船」と一括りにはできないな、と強く感じました。

正直に言うと、
この旅の一番のハイライトは、間違いなくラブアンバジョ〜ロンボク島の4日間の船旅です。
ただ、それについてはすでに体験記として別の記事で詳しく書いていますし、
ここではあえて深くは掘り下げません。詳しくはこちら↓

その代わりに、
「他にどんな船旅の選択肢があるのか」
「どこからどこへ、何日で、どんな船が出ているのか」
「どんな人にどのタイプの船旅が向いているのか」

──こういった視点で、船旅そのものを比較できる記事を、あらためて1本書く予定です。

調べてみると、Klookなどで予約できるツアー船もかなり種類があり、
日数も、快適さも、価格も、本当にさまざま。
「どの島に行くか」だけでなく、
「島をどうつなぐか」で旅の質は大きく変わると、今回の旅で実感しました。

これから同じルートを考えている人、
島旅にちょっと惹かれている人が、
自分に合った船旅を選べるような記事にできたらいいなと思っています。

(船旅についての詳しい比較記事は、準備ができ次第こちらから読めるようにします。)


この旅で「本当に助けられたもの」

旅先で「なくても何とかなるけど、あって本当によかった」と思うものって、結構多いですよね。旅中は「これあったらよかった~」と思うことがよくあります。

今回のインドネシア旅でも、
派手ではないけど、確実に旅の快適さを底上げしてくれたものがいくつかありました。

ネット環境(eSIM)|現地SIMでも旅はできる。でも…

今回の旅では、
私は日本でeSIMを入れずに出発しました。

現地に着いてからSIMを買えばいいかな、
その方が安いかもしれないし、と思って。

結果から言うと——
旅はできました。でも、ちょっと後悔しています。

現地SIMは、確かに手に入ります。
ただし、

  • 店を探す
  • 説明を受ける
  • 設定してもらう

この一連の流れに、時間と手間を取られてしまいました。

後から振り返ると、eSIMを入れておけば、
もっと楽だったなぁ、と思います。

  • 地図を見ながらスクーターを走る
  • 船の時間や集合場所をその場で確認する
  • 次の宿や移動を自由時間に予約する
  • 出会った人とすぐ連絡を取る

こういうことが、
「考えずにできる」安心感はやっぱり大きいと思います。

H3:携帯用湯沸かし器|完全に本題から外れるけど、どうしても言いたい

ここだけは、完全に本題から外れます。
でも、どうしても言わせてください

携帯用の湯沸かし器、
想像以上に便利でした。

  • 朝、部屋でコーヒーを飲める
  • 夜、ちょっとカップ麺が食べられる

安宿やローカル宿では、
「ポットがない」「お湯が出ない」ことも普通。

そんな時に、
コンセントさえあればお湯が沸くという安心感。

旅の満足度を上げるのって、
観光地じゃなくて、
こういう小さな快適さだったりします。

デザインは好きなものでいいけど関らずチェックしてほしいのが、110V-240Vで使用できるかどうか。日本は110V、インドネシアは220Vなど国によってボルト数が違うので、両方で使えるものを買っておけばどこに行っても使えます!

ちなみに私が使っているのはこういうタイプ↓


薄手の羽織り・酔い止め|島旅と船移動の必需品

これはもう、声を大にして言いたい。

島旅+船移動では、薄手の羽織りと酔い止めは必須です。

  • 外は灼熱
  • 冷房ガンガン
  • 揺れる
  • 逃げ場がない

私は酔い止めは現地の薬局で調達しましたが、アレルギーなど心配な人は日本で自分に合ったものを買っておくといいと思います。

前の記事でも書きましたが、
これは「持っててよかった」ではなく
「持ってないとつらいやつ」

旅のスタイルが、少し変わった話

今回の旅を振り返ってみて、
いちばん大きかった変化は「どこに行ったか」よりも、
どう旅をしていたかでした。

これまでは、せっかく来たんだからと、
あれもこれも詰め込んで、移動して、見て、また移動して。
気づけば写真フォルダだけが増えて、
自分の中に残っているものは案外少なかったりして。

でも今回は違いました。

泳いで、少し話して、
暑くなったら日陰で本を読んで、
眠くなったら昼寝して、
また海に入る。

ロンボク島でも、ギリ島でも、
「何もしない時間」をちゃんと過ごしていた気がします。

特に印象に残っているのは、
島と島をつなぐ移動の時間。

ラブアンバジョから始まった4日間の船旅は、
正直ラクではなかったけれど、
あの船の上で、波を見ながら考えた時間が、
この旅の土台になっていたように思います。

早く着くことよりも、
遠回りでも“過程を味わう”こと。

年齢なのか、気分なのか、
今の自分には、こういう旅のほうがしっくりきました。

たぶん、これからも私は旅に出るけれど、
もう以前のような詰め込み方はしない気がします。

この旅の話は、ここでひと区切り。
でも、旅自体はまだ続いています。

次の旅も楽しみにしていてください!!

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